濒死之人会说什么样的话? - GIGAZINE
死が近づいている人はどのような言葉を話すのか? - GIGAZINE
2763字
2019-01-24 10:24
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火星译客

歴史上の偉人を語る際につきものなのが、「あの人物は死ぬ間際にこう言い残した」という逸話です。しかし、死の間際であってもはっきりと言葉を話すことができる人は少なく、実際には多くの人々が死の間際には意味不明な言葉やうわごとを口走るようになります。そんな「死にかけている人々が話す言葉」についての研究が、近年ようやく進みつつあるとノンフィクション作家でジャーナリストのMichael Erard氏が述べています。

说到历史上的伟人,人们自然而然会想到的是“这个大人物在弥留之际留下了这么些遗言”诸如此类的佳话。但是,弥留之际能清楚说话的人并不是很多,实际上大多数人在临死时会说些不知所云的话或者是只是说些胡话了。对于“临死之人遗言”的研究工作在近些年一直在推进过程中,纪实作家兼记者的Michael Erard如是说。

外国語の教師として働いているLisa Smartt氏は、自身の父親で臨床心理学者でもあるMort Felix氏が自宅で死にかけていた時、しばしば意味を持たない言葉を話すようになったことに気がつきました。当時77歳だったFelix氏はガンに冒されており、鎮痛目的のモルヒネによって意識が不確かなことも多かったそうです。

Lisa Smartt是一名外语老师。她的父亲临床心理学家Mort Felix在自家临终之时,Lisa注意到父亲屡次三番说了些没有含义的话。时年77岁的Felix身患癌症,在用了具有镇痛功效的吗/啡后,似乎意识不清的现象频频发生。

Felix氏は「悲しみはとても多い」「ここから降ろしてくれ」といった言葉をつぶやき始め、天使や部屋の中に大勢の人がいる幻覚を見るようになったとのこと。そこでSmartt氏はFelix氏のベッドサイドに座り、Felix氏が死の床で話す言葉をメモし始めました。

开始的时候,Felix会嘟哝地说些类似“我好伤心”、“就让我回归于此吧”诸如此类的话。之后,据说他会看见一些天使,还出现了幻觉,看到房间里有好多人的景象。于是,Smartt坐在了父亲的床边,开始记下父亲说过的话。

人が死の間際に話した内容について興味を抱いたSmartt氏は、死に近づいている人々の最後の言葉を記録する学問的研究を行いたいと考えました。大学院への協力要請は拒否されてしまったものの、Smartt氏は個人的に末期患者の家族や医療スタッフへのインタビューを行い、「かいまみた死後の世界」などの著作で知られる心理学者のレイモンド・ムーディ氏の協力を得ることに成功したとのこと。そして181人の亡くなった人々から2000もの会話を採取したSmartt氏は2017年に「Words at the Threshold」という本で死に際の言葉をまとめて発表しました。

因为Smartt对于人临死时的说话内容抱有兴趣,于是她就打算做一项学术研究,记录下濒死之人最后的临终遗言。虽然向研究生院发出协作邀请遭拒,但是Smartt凭着个人的努力,完成了向临终患者的家人和医疗团队的采访。据说,Smartt获得了因《死后的世界》一书享誉盛名的心理学家雷蒙德·穆迪的帮助而成功完成了其学术研究。她在采访了181名濒死病人,选取了2000个对话后,整理出了病人弥留之际会说的一些话,并于2017年出版了《徘徊在死亡门口的语言》(Words at the Threshold)一书。

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Smartt氏の著作は死に近づいた人々が話す言葉についての数少ない言語学的コーパスです。1921年にはアメリカの人類学者であるArthur MacDonald氏が、「死を目前にした人々の心理状態」を評価するために、人々を10の職業カテゴリー(政治家・哲学者・詩人など)に分けて、最後の言葉の傾向を分析した研究を発表しています。

Smartt的著作是为数极少的关于临死之人遗言的汇编集。在1921年,美国人类学家Arthur MacDonald为了掌握“濒死之人的心理状态”,选取了10种不同职业的人(政治家、哲学家、诗人等),对这些人的临终遗言做了分析,并发表了其研究成果。

MacDonald氏の研究によると、軍人は「比較的多くの要求や指示、忠告」を話す傾向にあり、教師や数学者を含む哲学者の人々は、「疑問や答え、感嘆の言葉」を発しやすい傾向にあったとのこと。宗教家や王族は満足や不満足を述べることが多く、芸術家や科学者はあまり言葉を発さなかったそうです。

根据MacDonald的研究,军人倾向于说一些“要求、指示或者是忠告”之类的话语,而包括教师、数学家在内的哲学家们容易发表一些“疑问、回答或者是感叹”之类的话。宗教人士和皇室人员则多数抒发一些满足或者不满足的话语,而艺术家和科学家什么临终遗言都不会说。

Smartt氏やMacDonald氏の研究は、最後の言葉を定量的に分析して評価する数少ない試みであるとされています。多くの場合、人が発した最後の言葉はその人の偉大さや面白さを伝える伝記や逸話、物語の一部分として伝えられることが多く、あまり現実的な分析が行われてきませんでした。

Smartt和MacDonald的研究可以说是为数不多的用定量的方法分析评价人们临终遗言的尝试。在多数情况下,一个人的临终遗言会作为记载这个人伟大之处或者有趣之处的传记、逸闻或者是故事的一部分口口相传。而人们几乎不怎么做现实性的分析研究。

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1992年にはホスピスの看護師であったMaggie Callanan氏とPatricia Kelley氏によって、死に近づいた人々との会話などを記録した「Final Gifts」が出版されました。Callanan氏とKelley氏は、「人が弱っていくにつれて他者とのコミュニケーションが難しくなっていきます」と述べています。

1992年,临终关怀护士Maggie Callanan和Patricia Kelley出版了《最终的礼物》一书,记录了与临终病患的谈话。Callanan和Kelley表示:“随着人们生命的衰竭,与其他人的沟通也将变得更加困难。”

テキサス州立大学でコミュニケーションを研究するMaureen Keeley氏は、人が死に近づくと体力が衰え、長時間の会話に体が付いていかなくなったり、言葉を発するための肺活量が不足すると指摘しています。そのため、人々はささやくように話し、一つの単語だけで意思疎通を図ろうとするそうです。体力の不足だけでなく口の乾燥や歯の不足、鎮痛目的の薬物などによってもコミュニケーションが阻害されるとのこと。

在德克萨斯州立大学研究沟通学科领域的Maureen Keeley指出,当一个人接近死亡时,体力会减弱,身体不会支持长时间的对话,而且说话所需的肺活量也不足以支撑整个过程。因此,弥留之人用窃窃私语的方式说话,试图只用一个字来谋求理解。据说沟通不仅受到体力不足的影响,还受到来自口腔的干燥程度,牙齿的缺少,止痛药的使用等对于沟通的阻碍。

特にアルツハイマー病や重度の認知症を患い、長年にわたって正常な言葉を発することができていない人々は、終末期に言葉がうまくしゃべれないことも多くなります。一方で意識が混濁したり錯覚が起きたりして、正常なコミュニケーションが取れなくなる「せん妄」状態に陥ることは、ガンなどの病気の結果亡くなる人々にとって珍しいことではありません。近年の医療技術の発展によって人々の平均寿命が延びる一方で、最後はせん妄状態になって亡くなるケースも増えつつあります。

患有阿尔茨海默病和严重痴呆症并且多年未能产生正常说话的人在临终时通常不能很好地交谈了。另一方面,对于因癌症等疾病而死亡的病人来说,陷入意识混乱或产生错觉并且无法进行正常交流的“ 谵妄 ”状态并不罕见。近年来医疗技术的发展延长了人们的平均预期寿命,而最终因陷入“ 谵妄 ”状态而去世的情况也在不断增加。

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Sheila拍摄

Smartt氏がFelix氏や他の人々から最後の言葉を採取して発見したパターンとして、「死に近い人々が話す『これ』や『あれ』といった代名詞は、明確な何かに言及しているわけではない」というものがあります。たとえばFelix氏は「『あれ』を地球に降ろしたいのだが……どうやったらいいのかわからない。地球の拘束がない」と話しましたが、「あれ」が指し示すものについては不明のままだったとのこと。

Smartt在提取了Felix和其他临终人士的遗言后发现了一个规律,即“临死之人所提及的诸如‘这个’和‘那个’这样的代词,并不知道他们想要具体指代什么”。比如说,Felix曾经说过,“虽然想要让‘那个’降临于世......但是不知道怎么做才好。地球是没有限制的”这样的话,但是并不知道“那个”具体指代什么东西。

また、Felix氏は「The green dimension(緑の次元)!The green dimension!」と意味のない言葉を繰り返すことがありましたが、Smartt氏は同じ言葉の繰り返しが「感謝」や「死への抵抗」などのテーマを表現していることに気づいたそうです。

另外,Felix曾经说过“绿色维度!绿色维度!”这种让人不明就里的话语,而Smartt似乎发现这些同一个词语不断反复表达可能是Felix想要表达“感谢”或者是“对于死亡的抵抗”这样的主题。

そして、Smartt氏が最も驚いたことの一つとして、「死にかけている人々は、一つのストーリーについて何日も、何週間もかけてバラバラに話す」という点があります。たとえばある男性は「ある駅に停車中の列車」について話し、その数日後に「列車が修理されたこと」を話し、そして数週間後になって「列車が北の方角へ走り出したこと」を話しました。

最让Smartt感到震惊的事情之一,就是“那些临终的人们会就一个故事为主题,经过几天,几周时间,还能流畅地叙述”。比如说,有一个男子讲了“一辆列车停在某个车站”这样一个故事片段。几天后,他说“列车是去修理去了”作为故事的后续。之后几周过去后,他又接下去讲述了“列车朝北边开走了”的故事。

誰かが死を目前にした人の部屋を訪れて、その人が「ボクシング選手がいる」といきなり話し出したら、多くの人は「この人は幻覚を見ているのだろう」と思うかもしれません。しかし、それから数日後になって「ボクシング選手の衣服や見た目」について話し出したとしたら、数日前に話した物語は終わっておらず、物語の続きを語っているのだと人々は気づくかもしれないとSmartt氏は述べています。

有个人去造访一个即将去世的人。那人冷不防地说出了“有一个拳击选手”这样的话,大多数人都觉得“他可能是出现幻觉了”。可是,几天过去了,他又就“拳击选手的衣服和模样”为主题开讲了,几天前的故事并未结束,人们发现他会讲述故事的后续内容。Smartt如是说。

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Callman氏とKelley氏は、「死に近づく人々が口にする『旅行についてのエピソード』は死の隠喩であることが多い」と述べており、旅行について話し始めたらそれは死が近いことを意味しているとしています。2人が記録した17歳の少女はガンによって死にかけている時、「地図がない、地図がないと帰れない!」と話したとのこと。Smartt氏も旅行について話す人がいたことを記録しており、死に近づいた人々は比喩的な表現を使うことが多いとしています。

Callman和Kelley表示,“临死的人会说一些‘自己旅行的经历’。这多数是象征着死亡的隐喻”。他们补充道“如果这些人开始说一些关于旅行的话语是,这就意味着他们离死亡很近了”。Callman和Kelley记录的一个17岁的少女身患癌症快死去的时候,她叫喊道“没有地图,没有地图的话回不去了!”Smartt也记录了一些说旅行经历的人的情况。她表示临死之人多数会使用比喻的表达。

死にかけている人々の言葉についての研究は、単に言語学的な興味の問題以上に、ホスピスなどで働く医師や看護師、そして死に直面する人々本人にとって有益です。医師は死にゆく人々のロードマップをより詳細にすることで、患者が持つ死への恐怖を軽減することができるかもしれません。看護師は死が近い人々の文化を理解することで、死にゆく人々とのコミュニケーションが増す可能性があります。

临死之人遗言的研究工作,对于在临终关怀机构工作的医生、护士或者是直面死亡的本人来说都是有益处的。可以说,比起对单纯语言学的效用来说,其意义更为重大。医生对于即将跨入死亡之门的人们的心路历程能有更全面的把握,这能很大程度上减轻患者对于死亡的恐惧。护士对于临死之人的文化现象有了理解之后,可能会增加和他们之间的交流和沟通。

その一方で、死についての文化的タブーや倫理的問題から、なかなか死を目前にした人々を研究することが難しいのも事実です。そしてヘルスケアの観点からも、直接ガンの苦痛を減らすわけではないコミュニケーション上の研究は、研究に対する資金提供が受けられにくいとのこと。Smartt氏が発表した記録は、そんな死にかけている人々の言葉を理解するための、最初の一歩であるとErard氏は述べました。

另一方面,出于对于死亡文化的禁忌以及伦理的问题,研究临死之人事实上并不容易。再者,从临终关怀的观点出发,对于并不能直接减少癌症痛苦的交流沟通,以及对其的研究来说,资金筹措上是不容易的。Smartt发表的记录对于理解临死之人遗言的工作,迈出了最初的一小步。Erard如是说。

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